
- 平松 剛(ひらまつ ごう)
- 第二東京弁護士会所属
- 早稲田大学法学部卒業
- 営業、保険、通信などの様々な職を経るとともに、ラグビー、ムエタイ、総合格闘技などの競技経験を有する異色の法律家。

大半の弁護士は、受験生時代、親の援助のもとに司法試験の勉強をしていたようですが、親の援助を受けることを好まない私は、仕事をしながら勉強をしていました。
そのような中で感じたのは、「法」と「現実」のギャップでした。
というのは、経済的な弱者である労働者を守るために、労働基準法というものがあるのですが、それがほとんど守られず、経営者の好きなように労働者が遣われ、労働基準法など知らない労働者も、それが当たり前だと思って、理不尽な労働を強いられているのです。
少なからず法律を知っていた私は、それはおかしいと一人声をあげ、労働基準監督署に行きましたが、役所ができることは限られるため、まったく解決しませんでした。
そこで、当時弁護士資格もなかった私ですが、一大決意し、弁護士を立てずに自ら訴訟を提起したのです。それでも態度を変えなかった会社でしたが、裁判の場では、私の当たり前の主張が受け入れられ、会社の人事部長が、裁判官に思い切り叱責されたのです。
そのときの人事部長の呆気にとられた顔を見ることができたのが何より痛快で、裁判でお金が入ってくること以上にうれしかったのです。

そのときから私は、はたらく人の味方となって、経営者に立ち向かう弁護士になると、強く決意しました。当事務所の開設にはいろいろな思いがありますが、この出来事が、やはり一番大きかったものと思います。



























