B型肝炎とは

こんな病気です

B型肝炎はB型肝炎ウイルスが血液・体液を介して感染して起きる肝臓の病気です。B型肝炎ウイルスは感染した時期、感染したときの健康状態によって、一過性の感染に終わるもの(一過性感染)とほぼ生涯にわたり感染が継続するもの(持続感染)とに大別されます。
思春期以降にB型肝炎ウイルスに感染すると、多くの場合一過性感染で終わります。B型肝炎ウイルス感染後、一過性の急性肝炎を起こすことがしばしばありますが、その後大部分の人ではB型肝炎ウイルスは排除され慢性化しません。またB型肝炎ウイルスに感染しながらも、急性肝炎の症状が出現せず、気づかないうちにB型肝炎ウイルスが排除される人も少なくありません。したがって、一過性感染の場合には大きな問題になることはあまりありません。
しかし、幼少期に感染する場合には持続感染することも少なくなく、その場合B型肝炎ウイルスは後述するとおり基本的に完全排除することは出来ませんので、慢性肝炎さらには肝がん発症につながるなど大きな問題になります。

■ B型肝炎が発症するしくみ

B型肝炎の症状・経過

B型肝炎に感染した方の症状は、急性肝炎(成人がB型肝炎ウイルスに感染したときに一過性に発症するもの)と慢性肝炎(B型肝炎ウイルスの持続感染者に起きるもの)の2つに大きく分けられます。
急性肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染してから1~6ヶ月の潜伏期間を経て、全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、褐色尿、黄疸などが出現します。尿の色は濃いウーロン茶様であり、黄疸はまず目の白目の部分が黄色くなり、その後皮膚も黄色みを帯びてきます。
一方、慢性肝炎では、一般に急性肝炎でみられる症状は出現しにくく、自覚症状はほとんどありません。そして、数年〜十数年間は肝炎は発症せず、B型肝炎ウイルスは排除されずに患者さんの体内で共存しています。ところが思春期を過ぎると自己の免疫力が発達し、一般に10~30才代に一過性に強い肝炎を起こすものの、増殖性の高いウイルスから比較的おとなしいウイルスに変化するため、多くの場合そのまま生涯強い肝炎を発症しません。このように思春期以降一過性の肝炎を起こした後はそのまま一生肝機能が安定したままの人がおよそ80~90%、残りの10~20%の人は慢性肝炎へと移行し、その中から肝硬変、肝臓癌になる人も出てきます。

感染年齢によるB型肝炎の経過の違い

B型肝炎の治療

1.急性B型肝炎: 急性肝炎は一般に抗ウイルス療法は必要ありません。食欲低下などの症状があれば水分、栄養補給のために点滴などをおこないますが、基本的には無治療で自然にB型肝炎ウイルスが排除されるのを待ちます。
2.慢性B型肝炎: 慢性B型肝炎患者の人に持続感染しているB型肝炎ウイルスは基本的に完全排除することは出来ません。慢性C型肝炎のC型肝炎ウイルスに対するインターフェロン療法では何割かの人にウイルスの完全排除が期待できますが、B型肝炎ウイルスに対してはインターフェロンを用いてウイルスの完全排除は期待できません。これがB型肝炎ウイルスに対する治療とC型肝炎ウイルスに対する治療の根本的な違いです。

信頼できる病院

肝疾患診療の向上及び均てん化を図るため、2007年4月19日に、厚生労働省健康局長通知「肝疾患診療体制の整備について」が発出され、これにより、肝疾患診療連携拠点病院が各都道府県に原則1カ所設置されることになりました。
平成23年4月1日現在で47都道府県で70拠点になりますが、これは下記のとおりです。

北海道

国立大学法人 北海道大学病院

〒060-8648 札幌市北区北14条西5丁目

国立大学法人 旭川医科大学病院

〒078-8510 旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号

札幌医科大学病院

〒060-8543 札幌市中央区南1条西16丁目291番地

青森県

国立大学法人 弘前大学医学部附属病院

〒0036-8563 青森県弘前市本町53

岩手県

岩手医科大学附属病院

〒020-8505 盛岡市内丸19-1

宮城県

国立大学法人 東北大学病院

〒980-8574 仙台市青葉区星陵町1-1

秋田県

国立大学法人 秋田大学医学部附属病院

〒010-8543 秋田市広面蓮沼44-2

市立秋田総合病院

〒010-0933 秋田市川元松丘町4-30

山形県

国立大学法人 山形大学医学部附属病院

〒990-9585 山形県飯田西2-2-2

福島県

公立大学法人 福島県立医科大学附属病院

〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地

茨城県

株式会社 日立製作所 日立総合病院

〒317-0077 日立市城南町二丁目1番1号

東京医科大学茨城医療センター

〒300-0395 稲敷郡阿見町中央三丁目20番1号

栃木県

自治医科大学附属病院

〒329-0498 下野市薬師寺3311-1

獨協医科大学病院

〒321-0293 下都賀郡壬生町北小林880

群馬県

国立大学法人 群馬大学医学部附属病院

〒371-8511 前橋市昭和町3-39-15

埼玉県

埼玉医科大学病院

〒350-0495 入間郡毛呂山町毛呂本郷38

千葉県

国立大学法人 千葉大学医学部附属病院

〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1

東京都

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院

〒105-8470 東京都港区虎ノ門2-2-2

武蔵野赤十字病院

〒180-8610 東京都武蔵野市境南町1-26-1

神奈川県

横浜市立大学附属市民総合医療センター

〒232-0024 神奈川県横浜市南区浦舟町4-57

聖マリアンナ医科大学病院

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1

北里大学東病院

〒228-8520 神奈川県相模原市麻溝台2-1-1

東海大学医学部付属病院

〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143

新潟県

国立大学法人 新潟大学医歯学総合病院

〒951-8520 新潟市中央区旭町通一番町754番地

富山県

富山県立中央病院

〒930-8550 富山市西長江2-2-78

市立砺波総合病院

〒939-1395 砺波市新富町1-61

石川県

国立大学法人 金沢大学附属病院

〒920-8641 金沢市宝町13-1

福井県

社会福祉法人 恩賜財団 福井県済生会病院

〒918-8503 福井市和田中町舟橋7-1

山梨県

国立大学法人 山梨大学医学部附属病院

〒409-3898 中央市下河東1110

長野県
岐阜県

国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院

〒501-1194 岐阜市柳戸1-1

静岡県

順天堂大学医学部附属静岡病院

〒410-2295 伊豆の国市長岡1129

浜松医科大学医学部附属病院

〒431-3192 浜松市東区半田山1-20-1

愛知県

名古屋大学医学部附属病院

〒466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65

名古屋市立大学病院

〒467-8602 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1

藤田保健衛生大学病院

〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98

愛知医科大学病院

〒480-1195 愛知県愛知郡長久手町大字岩作字雁又21

三重県

国立大学法人 三重大学医学部附属病院

〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174

滋賀県

国立大学法人 滋賀医科大学医学部附属病院

〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町

大津赤十字病院

〒520-8511 滋賀県大津市長等一丁目1-35

京都府

国立大学法人 京都大学医学部附属病院

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

京都府立医科大学附属病院

〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465

大阪府

関西医科大学附属滝井病院

〒570-8507 守口市文園町10番15号

近畿大学医学部附属病院

〒589-8511 大阪狭山市大野東377-2

国立大学法人 大阪大学医学部附属病院

〒565-0871 吹田市山田丘2番15号

大阪市立大学医学部附属病院

〒545-8586 大阪市阿倍野区旭町1-5-7

大阪医科大学附属病院

〒569-8686 高槻市大学町2番7号

兵庫県

兵庫医科大学病院

〒663-8501 西宮市武庫川町1番1号

奈良県

公立大学法人奈良県立医科大学附属病院

〒634-8522 橿原市四条町840

和歌山県

独立行政法人国立病院機構南和歌山医療センター

〒646-8558 田辺市たきない町27-1

公立大学法人 和歌山県立医科大学附属病院

〒641-8510 和歌山市紀三井寺811−1

鳥取県

国立大学法人 鳥取大学医学部附属病院

〒683-8504 米子市西町36番地1

島根県

国立大学法人 島根大学医学部附属病院

〒693-8501 出雲市塩治町89-1

岡山県

国立大学法人 岡山大学病院

〒700-8558 岡山市鹿田町2-5-1

広島県

国立大学法人 広島大学病院

〒734-8551 広島市南区霞1-2-3

福山市民病院

〒721-8511 福山市蔵王町5-23-1

山口県

国立大学法人 山口大学医学部附属病院

〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1

徳島県

国立大学法人 徳島大学病院

〒770-8503 徳島市蔵本町2-50-1

香川県

香川県立中央病院

〒760-8557 高松市番町5-4-16

香川大学医学部附属病院

〒761-0793 木田郡三木町大字池戸1750-1

愛媛県

国立大学法人 愛媛大学医学部附属病院

〒791-0295 東温市志津川

高知県

国立大学法人 高知大学医学部附属病院

〒783-8505 南国市岡豊町小蓮185-1

福岡県

久留米大学病院

〒830-0011 福岡県久留米市旭町67

佐賀県

国立大学法人 佐賀大学医学部附属病院

〒849-8501 佐賀市鍋島5-1-1

長崎県

独立行政法人 国立病院機構 長崎医療センター

〒856-8562 長崎県大村市久原2丁目1001-1

熊本県

国立大学法人 熊本大学医学部附属病院

〒860-8556 熊本市本荘1-1-1

大分県

国立大学法人 大分大学医学部附属病院

〒879-5593 由布市挟間町医大ヶ丘1-1

宮崎県

国立大学法人 宮崎大学医学部附属病院

〒889-1692 宮崎県宮崎郡清武町木原5200

鹿児島県

国立大学法人 鹿児島大学病院

〒890-8520 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1

沖縄県

国立大学法人琉球大学医学部附属病院

〒903-0215 中頭郡西原町字上原207番地

POINT
  • ・幼少期にB型肝炎ウィルスに感染した場合、生涯にわたり感染が継続する持続感染を患うケースが多い。
  • ・C型肝炎ウィルスと違い、B型肝炎ウィルスに対してはインターフェロンを用いてもウィルスの完全排除は難しい。

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