アスベスト(石綿)による
健康被害とは何ですか。

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監修者

平松剛法律事務所 代表弁護士

平松 剛Go Hiramatsu

PROFILE

アスベスト(石綿)の繊維が肺の内側に刺さることで炎症がおこり、肺から排出されずに刺さったままのアスベストが原因で引き起こされた、肺の線維化やがんの一種である肺がん、悪性中皮腫などをいいます。

アスベスト(石綿)は、ヒトの髪の毛の直径よりも非常に細く、肉眼では見ることができない極めて細い繊維からなっており、飛散すると空気中に浮遊しやすく、人が予期せずアスベストを吸い込むと、人の肺胞に沈着しやすい特徴があります。
吸い込んだアスベストの一部は体外へ排出されますが、アスベストの繊維が肺の内側に刺さることで炎症がおこることで、肺がん(原発性肺がん)、石綿肺、悪性中皮腫、びまん性胸膜肥厚、良性石綿胸水などの病気を引き起こすことがあると判明しております。

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